COLUMN

筋膜リリースQ&A

2018/02/16

ストレッチより効く!話題の「筋膜ケア」を解説。

 

そもそも筋膜って何?

たんぱく質の繊維でできた、筋肉を包む薄い膜が筋膜。筋肉の表面だけではなく、繊維1本1本、骨や内臓、血管や神経まであらゆる組織をつなぎ、体を支えています。ボディスーツのような役割を果たし、体のかたちは筋膜がつくると言われるほど、全身に大きな影響をもたらします。オレンジの薄皮をイメージするとわかりやすく、厚い皮が皮膚、果肉が筋肉で、真ん中にある薄皮が筋膜に該当します。

 

 

筋膜がどうなると腰痛に?

人間の体には大きく5つの筋膜ネットがあります。下半身からおなかまでの体前面をおおう“フロントネット”、足底から後頭部までの体背面をおおう“バックネット”、体側面をおおう“サイドネット”、脚前面から、肩~腕背面を斜めにおおう“インナーネット”、首前面から胸部~腕前面をおおう“アームネット”があり、腰痛には、主に“バックネット”を意識することが大切。

 

生活の中の悪いクセで筋膜はかわるの?

猫背、脚を組むなど、生活の中の悪いクセによって筋膜はゆがみ、縮こまり、しこりになります。ゆがみ部分に原因があるのはもちろんですが、筋膜ネット全体がゆがみやコリに影響していると考えられています。腰だけピンポイントではなく、お尻~背中は腰の一部と考えて広い範囲をケアすることが必要。体の背面全体を大きく動かして筋膜を押しのばすことで、猫背や緊張状態のストレスが解消し、腰痛のつらさからも解放されます。

 

筋膜ケアするとどうなる?

うどんをめん棒でのばすイメージでしこりやゆがみ解消。筋膜はしこりやゆがみにより、縮こまって複雑に絡み合います。それをめん棒で押しのばすようにゆっくりとならしていくことで、きれいな網目状の筋膜に。柔軟になり、腰痛も感じにくくなります。

 

ストレッチとは違うの?

ストレッチでも筋膜をのばすことはできますが、ストレッチだと縦方向の筋膜の縮こまりにしか効かないんです。筋膜は複雑に張り巡らされていて、横や斜め方向のしこりやゆがみも多くあります。それをのばすには、点ではなく面で、あらゆる方向に圧をかけることが必要です。痛気持ちいいぐらいの感覚を目指してます。

 

筋膜ケアには、他にどんな効果が?

1、内臓が正しい位置に収まる

2、血液・リンパの流れがよくなり、冷えやむくみが取れやすく

3、自律神経のバランスが整い、不眠やストレスも改善

4、関節の可動域が広がって柔軟性アップ